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2007年12月29日
この1年を振り返って。
今年はなんと言っても、建築基準法改正で随分と悩まされました。
最近は、福田首相が声明を出すまでに至り、大手新聞の1面トップで、社会・経済ニュースとして扱われるようになりました。
これは構造偽造事件を受けて、建築基準法、建築士法が大幅に改正されたのですが、法改正の内容が、全く現実的でなかったので、建築経済活動が大幅に停滞してしまったということです。
この余波を受けて、設計業務が大幅に停滞してしまいました。
この問題は、私たち設計者だけでなく、クライアントまでを巻き込んでいます。
建築確認が通らず、様々な建築活動が停滞しています。
GDPを下げ、日本経済に影響するまでの大問題になってしまっているようです。
国土交通省も、民間からの批判を受け、少しずつですが改善しようとしていますが、まだまだ当分の間、尾を引きそうです。
オンライン設計室NO.27_TD-HOUSEやNO.29_KT-HOUSEは、両者とも、改正基準法の影響で確認がなかなか下りずに、工程が大幅に遅れています。
ただし2008年に入れば、工事が始まる目途がたったので、またオンライン設計室も元気に再開されると思います。
また最近の傾向として、戸建て木造住宅の耐震診断を伴うリフォーム設計が増えています。
このところ土地価格や建設費の値上がりが激しく、住宅を新築するという
選択肢ではなく、古い住宅に手を加えて住んでいこうという方が増えているように感じます。
その意味でオンライン設計室NO.28_NA2-HOUSEは、子育ての家を、老後の家にリフォームした例です。
ただ”老後”とか、”終の棲家”という言葉は、負のイメージがあるので、当事務所では”楽の住処”というコンセプトで、設計を進めています。
その他、温暖化に対する住宅のあり方など、今年は、住宅設計活動において、大きな転換点であるように感じています。

最後に。仕事納めの28日に、先週開通した首都高速道路の新宿〜池袋間をはじめて走りました。ずっと地下なので、景色は全く楽しむことは出来ませんが、これで渋滞解消が進めば良いですね。この先何年かで、鉄道や高速道路網の整備が進むようなので、どんな変化が待っているか楽しみです。
また来年もよろしくお願いいたします。
投稿者 ooto : 2007年12月29日 10:46