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2007年07月12日
別冊・大系舎の第3弾・HM-HOUSE
別冊・大系舎の第3弾・HM-HOUSEを、新規に掲載しました。
この住宅は目黒区に建つ、敷地面積18坪の、2世帯住宅です。
商店街のはずれに位置し、周囲はお店やしもた屋などが残る、いわゆる町屋形式のすまいの建て替えでした。
5年前に完成し、当時新生児だったお子さんと、まだバリバリ元気なおばあちゃんが一緒に住む2世帯住宅です。法律的な制限、特に高度斜線が厳しく、容積を確保しようとすると必然的にスキップフロアー形式になります。
半地下から3階まで、6層、屋上まで入れると7層分の床があります。
なぜか、このスキップフローアーという階段形式は、一般の方からの問い合わせがとても多いです。
ただ、この形式は、ふさわしい条件があるような気がします。ここでは述べられませんが、メリット、デメリットを見極めて使うべきだと思います。

狭い住宅なので、空間は連続的にし、なるべく使い方を限定しないで、兼用するという考え方で出来ています。例えば、階段は、リビング的にも利用でき、またベランダはリビングの延長であるなど。
しかし、2世帯住宅なので、世帯間のある程度の距離感は必要です。
そのあたりのメンタルなものは、建築の仕掛けだけで解決できるものではないので、住まい手の工夫や考え方にも依存しています。

こんな狭い住宅で、設計にさぞかし苦労したと思われるかもしれませんが、実際には正反対で、これしか出来ないという、施主との暗黙の了解で、打ち合わせはスムースに行ったと記憶しています。
いわゆる作品的な住宅ではなく、施主と共同してつくった住まいという感覚があります。
ぜひ一読してみてください。
(参考)
HM-HOUSEの出来上がるまでのプロセス
オンライン設計室NO.14_HM-HOUSE
投稿者 ooto : 2007年07月12日 09:46