2005年08月12日
バブル時代再燃?
事務所の近所で、鉄筋コンクリート構造のビルの解体工事が行われています。
そのビルは、老朽化して壊されたのではなく、年代的におそらく20年程度しか経過していないまだまだ現役の、事務所ビルです。道を歩いている人は、なんでこのビルが壊されるのといった表情をしています。おそらくアスベストには関係がなさそうな構造なのですが、とても目を引きます。
私も以前このビルの中にあった胃腸病院にお世話になっていたので、解体がはじまった時は、なぜ?といった疑問が起こりました。この解体風景には、痛々しさが漂っているような気がします。

お知らせの看板を見ると、ここはマンションになる予定です。
つまり、この建物は、投資のための建て替えです。バブル時代が再燃化してきた予兆でしょうか。そういえば中目黒近辺の土地は値上りが激しくなっているようで、投資の対象になってきているようです。
喉元過ぎれば何とやらで、またバブル時代の論理で町が改変されたときの変化を思うと、気が滅入ってきます。

しかし、建物をコンバージョン(改変デザイン)するといてもやはり投資に見合うものでなければならないので、現実的にはこのような方法しかないのでしょうか。
日本の町というのは、投資の論理でしか維持できない体質は、バブル時代と全然変わりませんね。日本は、そういった意味でとても脆弱な体質なのだと思い知らされました。
投稿者 ooto : 2005年08月12日 08:00