2009年7月 3日
NO.29_KT-HOUSEを更新
NO.29_KT-HOUSEを更新しました。
工事は、3階壁の鉄筋工事に進みました。

梅雨の合間の晴天です。
猛暑の炎天下での鉄筋作業は、汗だくです。
気温は優に30度を超し、風もなく、おまけにコンクリートからの照り返しが、暑さを倍増させます。
そんな訳で、一生懸命作業をする職人に、簡単には声を掛けられない雰囲気でした。
ホームページづのネタづくりとしては、失敗です。
職人と設計者の関係まで、写真に現れるモノなので、現場では真剣勝負が必要なのです。(反省)

小さな現場で、基本的に親子で作業を進めていらっしゃるとのこと。
一つ一つの作業は、手で行われます。
鉄筋工は、鉄筋を、現場で曲げ、切断し、組み上げ、結束するという作業です。
鉄筋工の職人たる矜持を感じる部分は、自分たちの組んだ鉄筋は、コンクリート打設後には、コンクリート中に隠れ、全く見えなくなるにもかかわらず、鉄筋を美しく組み上げるところです。
そんな美意識をもった鉄筋工は多いと常々感じています。
投稿者 ooto : 16:14
2009年6月29日
便利が良い訳ではありません。
駅から自宅への帰り道に、セブンイレブンが出来ました。
それまでその場所は、古い街道沿いの大きな駐車場で、ある日突然工事が始まり、コンビニが出来るとのこと。
暗い場所で、以前不審者が出たこともあり、はじめは便利になるのかなと思っていましたが、何か引っかかるモノを感じつつ先週からお店がオープン。
しかし、オープンしたからといって店に入るのは少々気が重いのです。
というのは、中目黒の事務所の近所にも、セブンイレブンがあり、毎日何らかの買い物をしている行動パターン。
同じセブンイレブンだから、新規に出来たこの店の品揃えは、当然同じチェーン店なのでほとんど一緒。
コンビニ特有の臭いも、サービスも、品揃えも一緒、店員の応対もぜんーぶ一緒。
もう何とかして欲しいとそれが本心です。
開店後、10秒ほどで店を一回りしてから、あとは入る気が起きないという不幸。(笑)

お店に買い物に行くのが全く楽しくない。
これは消費不況を助長すること間違いないでしょう。
便利が一番ではないことを痛感しています。
もっと買い物が楽しくなる、コンビニってないのでしょうか?
手前の道祖神の阿修羅も、少し迷惑そうな顔しているように見えてきました。(笑)
投稿者 ooto : 13:08
2009年6月23日
NO.29_KT-HOUSEを更新
NO.29_KT-HOUSEを更新しました。
2階のコンクリート打設工事の様子です。
2階のコンクリート打設工事とは、2階の壁と3階の床の工事です。
生コン車で運ばれてきたコンクリートをポンプ車で3階の床レベルまで、ポンプアップします。

ポンプアップしたコンクリートを、バイブレーターで振動させ隙間が出ないようにします。一部は木槌で、たたきながらしっかり確かめながら打設が行われます。
「打設」という言葉の語源は、そこから来たのだと思います。

型枠に流し込むのですが、型枠が圧力でばれないよう、型枠大工が付きっきりで保守点検をします。
天気に恵まれて、作業が捗ったようです。
他のRC住宅のコンクリート工事もみてください。
NO.27_TD-HOUSEのコンクリート打設工事
NO.17_SY-HOUSEのコンクリート打設工事
投稿者 ooto : 20:50
2009年6月22日
蚕の飼育
高校生の長男が、生物の課題で、蚕の飼育をやっています。
面白そうなので、蚕の成長の観察してみました。
5令幼虫という繭をつくる最後の段階では、ものすごい食欲で、桑の葉っぱを食べていました。
この顔と鼻と胴体の感じは、昨年姿を消した開業から続いていたゼロ系新幹線のデザインにそっくりですね。
大きさは、大人の指の長さくらいで、白い色から茶色っぽい色に変色してきました。

ある日、食事をぴたりと中止して、繭を作り始めました。
2日ほどで、綺麗な繭をつくりました。
蚕の観察は、子どもの時以来のことで、結構楽しみました。(笑)

後で調べてみたのですが、蚕は悲しい運命の虫なのですね。
蛹から成虫になっても食事をするための口が無いので、餌を食べられず、交尾後に死ぬ運命なのだそうです。
人工的に品種改良?されてきて、自然界では、生きられない虫なのだそうです。
シルクロードの昔から、人間の衣類のために人工的に育てられつづけてきた蚕は、悲しい運命を背負った動物なのだとちょっぴり感傷的になりました。(笑)
投稿者 ooto : 09:38
2009年6月17日
NO.34_AB-HOUSEを更新
NO.34_AB-HOUSEを更新しました。
今日は、浅草消防署に用事があったため、帰りにAB-HOUSEに寄ってきました。
植栽がますます馴染んで、すっかり落ち着いてきました。
2階の花台の鉢物のピンクの花と、アイビーが綺麗にファサードを飾っていました。

「狭いけれど、結構住めるモノですね。みんなで楽しく住んでます。」
とのご主人のお言葉。
これからの季節の日差しは、花屋にとっては、敵となります。
花に直接日光が当たらないようにデザインした庇と西日よけが活躍する季節になってきました。

投稿者 ooto : 17:45
2009年6月16日
NO.31_NM-HOUSEの1年点検
NO.31_NM-HOUSEの1年点検に行ってきました。
耐震診断後、補強をした木造住宅です。
親の看護のため、単世帯木造住宅を、2世帯住宅にリフォームしました。
点検では、一部新旧部分のボードの境目で、わずかに髪の毛程度の ヘアークラック(=髪の毛程度の剥離)が起きていましたが、構造の安全性としては全く問題がないので、意匠上の工夫を指示。
それ以外は全く問題がなく、全体的に補強した安定感がありました。
大規模の耐震補強としては成功したと思います。

LDK

上の写真の改造前。同じアングルで撮影。
さて、このリフォームでは、2階が子世帯のすまいです。
天井を上げて、開放感が出たLDKは、奥さんが徐々に家具をそろえて、快適に暮らしていらっしゃいました。

ダイニングまわり

本棚の扉を食器棚に転用
NMさんらしい、良い感じのインテリアになってきたので今度、プロによる撮影をお願いしてきました。
最近は耐震診断後、構造補強と、リフォーム設計を行う機会が増えてきました。
このプロジェクトくらい大胆に、リフォーム出来ると楽しい設計が可能です。
NO.31_NM-HOUSE(オンライン設計室)
NO.31_NM-HOUSE(完成写真)
投稿者 ooto : 12:31
2009年6月13日
NO.35_KM-HOUSEを更新
NO.35_KM-HOUSEを更新しました。
今回は、敷地調査と第1回目の提案です。
敷地はは、都心の私鉄駅から徒歩5分の近隣商業地域です。
賑わいのある商店街のはずれで、まわりでは飲食店や物品販売店も営業しています。
ここは、施主(30代)の実家であり、現在はご両親(60代)が居住しています。
また施主のお母さんの生まれ育った場所であり、周囲にはご友人が多く住まわれており、近隣との関係は非常に良好です。
この地に、子世帯5人と親世帯2人の合計7人の2世帯住宅を計画するものです。

以前設計したNO.22_KI-HOUSEも、大世帯の住宅でした。
計画当初、11人が住む、3世帯住宅でした。
核家族の住宅と異なり、条件が複雑になるので、設計は大変ですが、それゆえの楽しさ、充実感があります。
世帯が増えれば、世帯分だけの個性があるので、一つの住まいにまとめるには、話し合いと納得が大原則です。
核家族住宅に比べて、社会性や公共性といってもよいようなものが必要です。
そういう意味で、2世帯住宅は、設計に核家族以上の時間が必要です。


今回の計画も、これに近い設計条件です。
敷地の違いは、山の手の繁華街と、下町という差でしょうか。

投稿者 ooto : 13:06
2009年6月 7日
阿修羅展
阿修羅展に行ってきました。
実は隠れ仏像ファンです。
20代の時に一時期、奈良に住んでいたことがあって、当時バイクで寺院巡りをしていました。
特に近くにあった唐招提寺の千手観音立像が好きで、不思議な道具を持つ深遠な姿を眺めるのが好きで出かけたものでした。
また京都へ行くときは、三十三間堂の千体仏像を見るのが好きでした。

阿修羅展には、展覧会が終わる直前の平日の夕方、時間をつくり意を決して国立博物館平成館に向かいました。
約30分程度の行列が出来ていました。
展示室の中は相当混雑していて、ゆったり鑑賞するという訳にいきません。
しかし音声ガイドを借りたことが幸いして、まわりの喧噪を忘れて要領よく鑑賞することができました。
主人公の阿修羅像のまわりには、ものすごい人だかりでしたが、至近距離で見た阿修羅の姿は、不思議なオーラを放っていました。
180度全方向から見ることができたので、裏の阿修羅像なるものも見ることが出来ました。正面から向かって右方向へ30度くらい回ったあたりからの表情が特に凛々しく感じました。
ところで、この像を見てリアリティーとは何か、を考えてしまいました。
この阿修羅像は、奥深い感情の質ともいえるエネルギーのオーラーを放っていますが、像をよく見ると、鼻の穴がなかったり、手は6本と奇妙な姿なのです。
このギャップは、ものをつくるものにとって、大切なことを暗示しているのではないかと思いました。
ところで、今回展示の阿修羅像以外の、八部衆という仏像たちも奈良時代の想像上の神様だそうです。
鳥の顔、象の甲冑をまとった像たちなど、阿修羅像に劣らず、見るものを圧倒します。
来訪者は、老若男女すべての年代の見学者がいるようでした。
女子高校生が友達と連れだってきているのが印象的でした。
こんな時代だからでしょうか。
心のよりどころとして、仏像人気にはものすごいエネルギーを感じました。
阿修羅像、その他仏像の詳しい解説は、興福寺のHPを参照してください。
投稿者 ooto : 14:31
2009年6月 3日
NO.29_KT-HOUSEを更新
NO.29_KT-HOUSEを更新しました。
現場は、1階躯体工事が完了し、2階の型枠工事に進んでいます。
梅雨の足音がヒタヒタと聞こえて来ましたので、天気に恵まれて早く工事が進むと良いです。
今日は型枠大工を紹介します。
この現場では、大工は2人のチーム編成です。
山田さんと佐々木さんで、2人とも若い大工です。
てきぱきと、仕事が捗っているようです。

今日は外側の型枠パネルの建て起こしをしていました。
狭い現場なので、資材の運搬が大変です。
黄色い面は、コンクリート打設後に、型枠を外しやすいように塗ってある塗料です。
外周の型枠パネルが起きたら、鉄筋工事が始まります。
その後内側の型枠パネルの建て起こしと、交互に仕事が進み、完成後にコンクリートの打設になります。

ところで、大工の佐々木さんは着物が普段着です。
粋な紫色の着物です。
これで、現場に来るのでとても目立ちます。(笑)
投稿者 ooto : 00:10
2009年5月31日
犬と猫
犬と戯れる猫を見付けました。
江ノ島のとある神社の風景です。
初夏を思わせる少し暑い日でしたので、猫はひんやりした隙間を見付けて、のんびりしていたのでしょう。
それにしても、絶妙な空間ですね。
猫からは、多少カメラ目線を感じましたが、相当慣れっこなのですかね(笑)

ところで現在、「家づくりのためのインターネット活用術(仮題)」の原稿をまとめています。
単行本として、8月には書店に並ぶ予定です。
いろいろな意味で、「モノづくり」としての家づくりがとても難しい時代になってきていると感じています。
設計者としては、現場の危機、情報化の危機、そして家づくりの危機を感じています。
設計者として、このような時代を乗り切るための、家づくりヒントになればと思いながらまとめています。
乞うご期待を。
投稿者 ooto : 22:09